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2005/01/06

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

“生命科学の世紀”と言われる21世紀も5年目を迎えました。

2004年は、集中豪雨、台風、地震など自然災害に泣かされ、国際的には国際紛争、原油高、テロの懸念から抜けきれなかったほか、銀行からプロ野球、そして製薬企業までM&Aが大きな話題となった一年でした。

このような環境下にあっても企業活動は変化の荒波を乗り越え、持続的な成長をなし続けねばなりません。競争はグローバル化の中で地球規模のものとなり、市場システムと知識集約的社会へと変化を遂げています。この要因は、「科学技術の進歩」「社会制度の変化」「価値観の多様化」の3つであり、それぞれの因子が時代時代の社会的環境と相俟って“価値”として生成されています。そのため、常に流れを確実に掴んでいかなければ企業活動は立ち往生してしまいます。昨年の自動車リコール問題やプロ野球の再編問題で見られた企業の社会的責任(CSR)を無視した収益効率の追求が一般社会から敬遠されたのは端的な例です。

あらゆる価値が交錯している時代は、経営者から現場までが、変化に対して「敏感」に、かつ「的確」に対応していくことが、企業と個人の未来を切り拓くことにつながります。社会的にも責任と存在意義がある新しい企業価値を構築していくには、物事の善し悪しをいつでも的確に判断していかねばなりません。必然的に変化の先取りは欠かせないものとなります。成功する企業と個人は、いつでも変化を迫られる前に自分を変化させることができます。

 Action or Reaction

足踏みをせずに前に突き進むには、先取りした情報に基づいた仮説からいくつもの対応策を立てて、いつでもどの方向にも飛び出せる準備を怠らないようにしていることが肝要です。折りしも今年の干支は酉、飛翔の年であります。

過去の成長や業績をものさしとしてきた20世紀とは違い、企業の価値や評価は現在から未来にかけて何が出来るのかが問われます。

「世界が変わる! 競争のルールが変わる! 成長の方程式が変わる!」

時代の変化は最大のチャンスです。新しい企業価値を創るために、リアクションではなく、積極果敢にアクションを起こす一年であっていただきたいと念じております。

ユート・ブレーンは、アクションを決められる医療・医薬品業界の方々から選ばれ喜ばれ続けられる“ソリューションプロバイダー”、問題解決提供者として邁進してまいります。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


代表取締役 川崎信也
取締役会長 北原秀猛
取締役社長 堀井輝夫

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キーワード
•  科学技術の進歩
•  社会制度の変化
•  価値観の多様化
•  企業価値
•  M&A


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