開催日時 : 10月28日(木) 午前11時〜午後4時10分
JR田町駅 芝浦口より徒歩5分
主催 : セジデム・ストラテジックデータ株式会社
ユート・ブレーン事業部
<ゲスト講師>
アストラゼネカ株式会社 代表取締役社長 加藤 益弘氏
<欧米市場担当講師>
セジデム・ストラテジックデータ株式会社
ユート・ブレーン事業部 エグゼクティブアナリスト 永江 研太郎
(世界の医薬品メーカーランキング、大型医薬品売上高ランキング調査を毎年作成)
■欧米大手は「ジェネリック増加と新製品の減少」を2009年から本格的な経費削減で対応
<2010年の世界の医薬品業界トレンド>
- 世界的大手は、超大型品のパテントが切れると、もはやそれをカバーするだけの新製品はないと気づいた。世界最大のリピトールのジェネリックが2011年に登場するファイザーは、2009年売上げで合計210億ドル以上の製品が2012年末までにパテント切れとなるが、10億ドル期待の新製品でも20以上が必要で、それほどの開発品や成長品目はない。
- 欧米大手の決算を見ると、2009年度決算から営業経費を本格的に減らし始めた。大手の研究開発費率は医薬品売上高の18%台が平均だが、アストラゼネカは前期比3ポイント減の13.4%まで減らした。バイオが多いロシュと買収の影響があるメルク以外の最大手5社(年間医薬品売上高300億ドル以上)はいずれも16%未満へ削減。売上原価率や販管費率も減らす方向にあり、日本の外資でも予算を減らされているメーカーが増加。
- 世界的大手メーカーは、市場が2桁伸びている新興国の売上げ拡大を図っており、アストラゼネカは今年の中国売上高が外資で初めて10億ドルを超える見込み(09年は8.1億ドル)。
- 欧米ではMRの減少が続く。アメリカでは2007年に10万人以上いたMRも、今年は7万人程度へ減少する見込み。ディテールの効果も低下。
- ファイザーとグラクソ・スミスクラインはオーファンドラッグの部署を新設し、サノフィ・アベンティスはオーファンに強いジェンザイムを買収する予定。
- 欧米の医薬品卸は粗利率の低下が進み、医薬品卸全体の粗利益額が減少しているため、業界全体の就業者数は減少。卸は薬局ビジネスなどに進出しなければ企業の成長はない。日本でも薬局への進出が増加。
<ゲスト講演>
欧米の大手製薬企業は業界の環境変化を受けて大きく変化していることから、アストラゼネカ株式会社の加藤益弘社長(Ph. D)をお招きし、「外資系製薬企業の日本での事業展開」についてお話をうかがいます。
<ご参加のおすすめ>
医薬品の財源は、基本的に国民の所得と税金に依存していることから、日本の将来も世界的な流れに近づいていきます。厚労省の“後発品比率30%”という2012年度の目標達成はほぼ不可能であり、高齢者が増える一方で働く世代が減少しているため(所得税は減少)、ヨーロッパと同様に、将来は確実に政府の薬剤費抑制策が拡大していきます。フランスやイタリアでは急速にジェネリックが増えたため、MRを維持できなくなり、欧州のMRは2008年以降、大幅に減少しました。日本においても、今から対応できないメーカーは5年後には将来の成長戦略(中期経営計画)が成り立たなくなります。
今回で第9回を迎え、経営陣や部課長だけでなく、経営企画や製品戦略部門へ異動した方々の研修としてもご好評いただいている世界の業界トレンドや変化への対応を探る当セミナーへのご参加を心よりお勧め申し上げます。
【スケジュール・演題】
11:00〜11:05 開催のご挨拶
11:05〜12:30 「欧米の医薬品環境・医薬品メーカーの変化」 CSDユート・ブレーン事業部 永江 研太郎
12:30〜 1:20 昼食
1:20 〜 2:20 「外資系製薬企業の日本での事業展開」 アストラゼネカ株式会社代表取締役社長 加藤益弘様
2:20 〜 2:35 コーヒーブレイク(休憩)
2:35 〜 3:55 「欧米の医薬品環境の変化とメーカーの対応」 CSDユート・ブレーン事業部 永江 研太郎
3:55 〜 4:10 質疑応答
【実 施 要 綱】
1.日 時: 2010年10月28日(木)午前11時〜午後4時10分
2.場 所: ホテルJALシティ田町 東京 東京都港区芝浦3-16-18 TEL 03-5444-0202(代表)
3.対 象: 製薬企業・卸企業の経営企画、海外担当部門、研究開発企画、製品戦略、マーケティング、渉外、営業推進・営業企画、特約店・流通政策担当者、研修・人事・教育・人材開発担当者 他
4.お申込期限: 2010年10月26日(火)※定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。
5.お申込方法: 下記申込用紙に必要事項をご記入の上、FAXでお送りいただくか、E-mail にてお申し込み下さい。
なお、お電話でのお申し込みは受付できませんのでご了承いただきますようお願い申しあげます。
※お申込み受付後、@申込み受付確認のFAXまたはメールをお送りいたします。A受講票と会場案内図を郵送いたします。
なお、受講料につきましては請求書をお送りいたしますので、指定の口座へお振込み下さい。振込手数料につきましてはお客様にてご負担をお願いいたします。当日受付での現金の取り扱いは行っておりません。
6.受 講 料: 1名様 34,650円(資料代、昼食・飲物代、消費税含む)
※受講申込みを取り消される場合は10月26日午前中までにセミナー事務局(TEL:03-3270-8741)までご連絡くださいますようお願いいたします。
それ以降に取り消された場合は、キャンセル料として1名様につき5,250円(消費税含む)を承ります。
なお、当日にキャンセルされる場合は
受講料の返金はいたしかねますのでご了承下さい。お申込みされたご本人が出席できない場合は、代理の方の出席も可能です。
どうかご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
7.お申し込み・お問い合わせ :セミナー事務局【担当/中村・宇澤】
TEL:03-3270-8741 FAX :03-3270-8700
E-mail :seminar@utobrain.co.jp
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-1-11 繊維会館
●講義の録音・録画、及び会場での携帯電話のご使用はご遠慮ください。
●ご質問・ご要望等がございましたら、お申し込みの際にお書き添えください。
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中国医薬品レポート2009-2010のページへ
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