開催日時: 2012年1月19日(木)※このセミナーは終了しました
開催場所: 第一ホテル両国 (東京:墨田区)
企画/主催:セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部
民主党 衆議院議員 厚生労働委員会筆頭理事/前厚生労働大臣政務官 岡本 充功 氏 「民主党の医療政策と2012年4月の改定について」
民主党で医療及び厚生行政を中心に活躍されています。民主党の医療政策と2012年4月の改定を中心にお話いただきました。
医療法人弘仁会 理事長/社団法人日本病院会副会長 梶原 優 先生 「2012年診療報酬・介護報酬同時改定と地域連携の進展」
2012年4月は6年に1回の診療報酬・介護報酬ダブル改定が予定されています。今後進展が予想される在宅も含めた地域医療連携や病院経営の今後についてお話いただきました。
慶応義塾大学大学院(ビジネススクール) 教授 中村 洋 先生 「2012年4月の薬価改定と製薬企業の動向」
薬価改定と製薬企業への影響、長期収載品とジェネリックの動向などについて医薬品企業と薬価制度に詳しい研究者の視点でお話いただきました。
厚生労働省 医政局 経済課長 鎌田 光明 氏 「医薬品産業政策の現状と課題」
新薬価制度や流通改善などについて行政の立場からお話をいただきました。
2011年は東日本大震災という未曾有の災害が日本列島を襲い、計画停電を始めとした電力不足が発生し、震源地の東北はもとより首都圏にも大きな影響を与えました。また、政治の世界では不人気の菅政権の迷走が長く続きましたが、9月には民主党3人目の首相として野田政権が誕生するなど目まぐるしい変化の年でありました。そして、医薬品業界においては新薬の価値を守る画期的な制度として試行された新薬創出・適応外薬解消等促進加算の2年目となりましたが、新薬加算が多く得られた製薬企業と長期収載品を中心として加算の少ない企業では業績格差も大きくなるなど明暗が分かれた年となりました。一方、ジェネリックは調剤薬局への加算が新設された昨年は全体に高い伸びを見せましたが、2011年は政策効果が一巡した感もあり、やや足踏みの状況が続いています。
2012年4月は新薬価制度の継続の有無も含めて決定される薬価改定と6年ぶりの診療報酬・介護報酬のダブル改定が実施される予定です。これらの改定に伴い製薬企業や医薬品卸はもとより、クライアントである医療機関や調剤薬局にも影響が及びます。そこで、弊社では2012年の新年を迎えて政治、行政、医療機関、学識経験者の中からそれぞれ第一人者の方をお招きし、2012年の改定や医療・医薬品業界の動向について解説いただきます。