開催日時:2012年4月16日(月)※このセミナーは終了しました
開催場所:東京:千代田区)ホテルメトロポリタンエドモント
企画/主催:セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部
「後発品使用促進のための行政の対応について」
厚生労働省 医政局経済課 後発医薬品使用促進専門官 松野 強 氏
後発品の推進担当官として、行政が進めている取り組みや進展状況、4月の診療報酬改定での後発品推進策などについてお話いただきました。
「医療保険者が進める医療費・薬剤費削減策について」
イノベイトケア株式会社 代表取締役 長峰 光治 氏
以前は製薬企業の企画・マーケティング担当者としても勤務されました。保険者が進めている医療費や薬剤費の削減策を中心にお話いただきました。
「調剤薬局経営の現況とジェネリックの動向〜4月改定を踏まえて〜」
日本調剤株式会社 取締役薬剤本部長 深井 克彦 氏
国内有数の調剤薬局として、積極的にジェネリックの推進を進めています。薬局経営の現況や4月の調剤報酬・ジェネリック推進策などについてお話いただきました。
「日本における後発品の現況と弊社の取り組み」
テバ製薬株式会社 代表取締役社長 島田 誠 氏
世界のGEトップ企業テバ社のグループ企業としてこの4月から新体制で臨まれます。現在の日本の後発品市場について、また今後の対応についてお話いただきました。
日本の後発品市場はこの数年で大きな変貌を遂げました。行政が進める後発品推進施策のもとで、市場全体は高い伸びを示しています。それに伴い後発品メーカーの売上も伸張し、日本企業でトップの後発品企業である日医工の売上高は700億を超え、既に先発品の一部中堅製薬企業の売上高を凌駕する存在となりました。一方、高い成長率を背景に国内先発品企業及び外資系企業も含め新たな参入やM&Aも盛んに行われています。その結果、日本市場では従来の先発品企業対後発品企業という単純な図式は消滅し、GEを扱う先発企業の中にはMRの業績も後発品をいかに伸ばせるかどうかで決まる企業も出始めています。
少子高齢化で急速な高齢化が進む日本では国の財政は厳しくなる一方であり、消費税の引き上げが実施されても医療費に対する削減圧力が消えることはないと思われます。従って、行政としては今後も増加する医療費の伸びを少しでも抑えるため、後発品の推進を継続する意向です。弊社では2012年4月の後発品推進策の意味合いや影響について解説を加えると共に行政も含めた後発品関係者を招聘し、日本における後発品の現況や今後の展望について解説するセミナーを企画いたします。上記開催趣旨を踏まえ、ぜひ当セミナーにお申し込みいただきますようお願い申し上げます。