セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

後発品と長期収載品の現況と今後の動向セミナーのお知らせ

伸張する後発品と日本の製薬企業の屋台骨を支えてきた長期収載品の今後は?

後発品推進策・薬価制度などの制度改革と対応を考えるセミナー企画第一弾!

開催日時: 2013年3月6日(水)11:00 - 16:00 ※このセミナーは終了しました
開催場所: (東京:墨田区)第一ホテル両国
企画/主催:セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

講師とテーマ、スケジュール

11:00 -12:10

第1講義「後発品に関する診療報酬上の対応と医療現場の変化」

株式会社日医工医業経営研究所 代表取締役 菊地 祐男 氏
これまで診療報酬を中心に実施されてきたジェネリック推進策と影響を解説し、医師や薬剤師など医療現場の変化も踏まえ、今後の動向について解説いただきました。
12:10 -13:00 [昼食]
13:00 -14:00

第2講義「エスタブリッシュ医薬品の現況と今後」

ファイザー株式会社 取締役 執行役員 エスタブリッシュ医薬品事業部門長 松森 浩士 氏
ファイザーでジェネリック品と長期収載品を扱う部門の責任者として現況の市場認識と今後の動向、自社の取り組みや考え方などを中心にお話いただきました。
14:00 -14:15 [コーヒーブレイク]
14:15 -15:15

第3講義「ジェネリックの現況と今後〜最終ユーザーである患者さんを見据えて〜」

第一三共エスファ株式会社 代表取締役社長 義若 博人 氏
エンドユーザーである患者を見据えたジェネリックの現況やあり方などを中心にお話いただきました。
15:15 -15:30 [休憩]
15:30 -16:30

第4講義「長期収載品・後発品論議と薬価制度改革のポイント」

株式会社薬新 代表取締役/医薬経済社 編集委員 井高 恭彦 氏
薬価制度についての中医協での論議など臨場感溢れる講演には定評があります。長期収載品と後発品に関する論議と薬価制度改革のポイントについて解説いただきました。

ポイント

  • ジェネリックの現況(2012年の施策と実際の影響、変化)
  • 厚生労働省が進めるジェネリック推進策とインパクト(マルメ推進とジェネリック採用促進)
  • 一般名処方拡大とジェネリックの伸張について
  • ジェネリックをめぐる医療現場の変化(医師や薬剤師の意識変化など)
  • ジェネリック市場におけるプレーヤー(製薬企業)の現状や変化について
  • 長期収載品をめぐる中医協等での論議について
  • 長期収載品とジェネリックの今後について

開催趣旨

 長期収載品に対する薬価引き下げなどの圧力は新薬創出加算制度の試行がスタートした後、一段と強くなっています。医薬品卸と得意先医療機関や調剤薬局との価格交渉でも新薬創出加算品目が相対的には守られる一方で、長期収載品のウェイトが圧縮される傾向が明確に出ています。「長期収載品に依存した経営からの脱却」は長年指摘されてきました。生活習慣病に対する薬剤の審査が世界的に厳しくなる中で市場性の高い新薬を新たに開発し続けることは容易なことではありませんが、状況は厳しさを増してきています。  

 一方、4月の「一般名処方加算」でブレークした後発品はその後、伸びが鈍っているとも言われていますが、医薬品市場全体に着実に浸透しています。先発品企業各社も自社展開、関連会社での展開等事業形態の違いはありますが、多くの企業で後発品事業を進めており、後発品市場のプレイヤーも変化しています。また、従来「医師や薬剤師など医療関係者の後発品に対する不信感が後発品の市場拡大を妨げている」と言われてきましたが、制度の後押しもあり、後発品の使用に対する抵抗感も薄れつつあります。行政や保険者の啓蒙努力などもあり、エンドユーザーである患者の後発品に関する認知も進んで来ています。  

 そこで弊社では、後発品と長期収載品に関する中医協での論議などを踏まえ、関連する診療報酬や薬価制度の変化と影響をベースに、後発品・長期収載品に注力されている企業・部門のトップのご講演も併せて市場の今後を考えるセミナーを企画・開催させていただきました。

講演資料

※掲載期間は終了しました。