セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

2014年医薬品市場予測と長期収載品の後発品切替分析レポート

消費税増税の基礎知識とMR・MSの対応

概要

 2014年4月は17年ぶりの消費税増税と同時に薬価・診療報酬改定が実施されます。 改定の内容は現在、中医協で論議されていますが、長期収載品には厳しく、後発品の推進を更に進める内容となるのは確実です。 国の施策として後発品推進が打ち出されている以上、方向性は止む得ないことではあります。 一方で、長期収載品が多くの製薬企業の収益の足場を支えていることも事実であり、経営的な観点からも長期収載品が引き続き重要であることは間違いありません。

 そこで弊社では、2014年の医薬品市場を予測すると共に実績ベースではなく、実際の処方ベースで長期収載品の後発品への切り替え状況を分析したレポートを作成いたします。 最近の大型品を例に領域ごとの違いや大型チェーン薬局、大病院などの切り口でも分析を試みます。 また、処方データと合せ、後発品が発売された際の該当製薬企業の前後の活動も分析し、実際の切り替えの実態を明らかにいたします。 後半の章では薬価制度及びジェネリックに深い見識を持つ著者から今回の改定の意味や影響などについて解説、提言いただきます。 本レポートを是非、今後の営業戦略を構築する際の参考資料としてご活用いただきますようお願い申し上げます。

レポートの特徴

  • 最近の長期収載大型品のGE発売時の後発品への切り替えを「納入ベース」ではなく、「実際の処方ベース」のデータに基づいて実態分析
  • 「抗圧剤」と「抗うつ剤」など薬剤・領域ごとの違いも分析
  • 処方ベースの分析に加え、該当メーカーの活動状況も分析
  • 大手チェーン薬局と大病院の実態も分析
  • 「後発品60%時代」の後発品と先発品、長期収載品の棲み分けを提言
  • 薬価改定と製薬企業への影響を的確に解説
  • ジェネリックの今後も行政による推進策を踏まえて予測

2014年医薬品市場予測と長期収載品の後発品切替分析レポートの主な内容

第1章 長期収載品と後発品の処方ベース分析 イノベイトケア株式会社 代表取締役 長峰 光治 氏

  1. 長期収載品と後発品の処方実態分析について
  2. 2012年6月発売のGE&長期収載品分析
  3. 2012年11月発売のGE&長期収載品分析
  4. 大型チェーン薬局のGE&長期収載品分析
  5. 基幹病院におけるGE&長期収載品分析
  6. 一搬名処方加算の影響について
  7. 後発品と長期収載品の新たな棲み分けに対する考察

第2章 2014年の医薬品市場予測 イノベイトケア株式会社 代表取締役 長峰 光治 氏

  1. 医療費の分析と推計
  2. 2014年薬価改定について
  3. 2014年医薬品市場予測

第3章 ジェネリックのシェア動向と行政の推進策 株式会社日医工医業経営研究所 代表取締役所長 菊地 祐男 氏

  1. ジェネリックのシェア動向について
  2. ジェネリックのシェア新定義(都道府県)
  3. ジェネリック使用促進策(DPC機能評価、後発品体制加算等)
  4. 後発品薬価変更の影響
  5. 205円ルールを活かす消費税多剤投与対策

第4章 2014年の薬価改定と医薬品業界への影響 株式会社薬新 代表取締役/医薬経済社 編集委員 井高 恭彦 氏

  1. 薬創出加算継続・恒久化
  2. 後発品薬価変更とグルーピング
  3. 長期収載品引き下げ問題
  4. 医療上必要性が高い医薬品と先駆け加算
  5. 消費税増税と2014年の薬価改定
  6. 改定の影響と今後について

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