開催日時: 2012年6月14日(木)※このセミナーは終了しました
開催場所: (東京:墨田区)第一ホテル両国
企画/主催:セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部
「欧米製薬企業の新興国市場への展開」
セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部 エグゼクティブアナリスト 永江 研太郎
欧米製薬企業は大手を中心に新興国市場への取り組みを進めてきました。事例を踏まえ、現況や課題について欧米医薬品市場分析の第一人者が解説しました。
「中国医薬品市場の最新状況と日本・欧米企業の動向」
セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部 シニアコンサルタント 沈 友敏
中国医薬品市場の最新情報を満載した「中国医薬品市場レポート」を長年執筆しています。中国の最新状況に加え、欧米・日本企業の中国市場進出状況について解説しました。
「新興国の医薬品市場と日本企業の参入シナリオ〜ロシア、ブラジル、トルコを中心に〜」
野村総合研究所 サービス・産業ソリューション第ニ事業本部 上級コンサルタント 蝋山 敬之 氏
日本を代表するシンクタンク、野村総研で医療業界の担当をされています。ロシア、ブラジル、トルコの市場の現状と新興国市場への日本企業の参入シナリオについて解説、提言いただきました。
高齢化が進み、経済の成長速度が鈍化した先進国市場に代わり、経済成長が著しい新興国の市場が注目されています。従来、新興国は人口が多くても購買力が限られるという理由で先進国企業は重視していませんでしたが、膨大な数の中間所得層が生まれつつあり、自動車産業に見られるように単価は低くとも巨大なマーケットになることが実証されつつあります。目を医薬品業界に転じて見ても、高齢化と経済成長の減速に伴う慢性的な財源不足に悩む先進国では医薬品の伸びを抑制する施策が強化される一方であり、企業としての成長を考えると新興国市場に着目せざるを得ない状況となってきました。但し、新興国市場と一口に言っても膨大な人口を有する中国・インドだけでなく、資源高で潤うロシア、南米の大国として成長するブラジル、ヨーロッパとアジアの接点として成長目覚ましいトルコなど市場特性や医療制度、人口や所得分布に至るまで多様です。
そこで弊社では新興国として特に注目される中国に加え、あまり日本では知られていないロシア、ブラジル、トルコの市場を解説すると共に欧米企業の進出状況や課題を踏まえ、日本企業の新興国進出について考えるセミナーを企画しました。