セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

薬剤選択の中心点としての病院薬剤部と製薬企業の対応のお知らせ

「薬剤師の病棟勤務」は病院における薬剤の使用・選択にどのような影響を与えるのか?

「処方設計」にも取り組み始めた病院薬剤部への製薬企業の対応を解説・提言!

開催日時: 2012年11月27日(火)※このセミナーは終了しました
開催場所: (東京:千代田区)ホテルメトロポリタンエドモント
企画/主催:セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

講師とテーマ(講演順)

第1講義 「チーム医療における薬剤師の役割とMRに求められる対応」

国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 薬剤部長・治験事務局長 林 昌洋 先生
医療機関におけるチーム医療の進展と薬剤部の役割を踏まえ、求められているMR活動についてもお話いただく予定です。

第2講義 「病院経営と薬剤部の変化から製薬企業の対応を考える」

仲野メディカルオフィス代表/元ユート・ブレーン専務取締役 仲野 豊 氏
切れ味の鋭い辛口な講演に定評があります。医療制度改革の方向性を踏まえ、これからの病院及び薬剤部の動向や製薬企業にとっての注目点について解説、提言いただきます。

第3講義 「MR活動の現況と薬剤部のニーズ、ギャップを埋めるためのヒント」

日本経済大学大学院 教授/元済生会横浜市東部病院 薬剤部課長 赤瀬 朋秀 先生
本年3月まで病院薬剤部のマネージャーとしてご活躍されました。病院薬剤師の視点からMR活動の現状と課題、薬剤部のニーズに応える活動のヒントをお話いただく予定です。

ポイント

  • 薬剤師が病棟に勤務する意味と薬剤への影響
  • DPC病院における薬剤選択と薬剤部の役割
  • チーム医療と病院薬剤師
  • 処方設計に関わる薬剤師
  • DPC病院、中小病院、専門病院などの今後の動向
  • 薬剤部のニーズに合ったMR活動のヒント

開催趣旨

 病院における薬剤部と薬剤師の重要性が高まっています。DPCは急性期の包括として薬剤を従来の出来高から費用対効果に目を向けさせました。それに伴い、後発品への切り替えも生じましたが、普及しているDPCデータ分析ソフトを使用すれば、DPC参加病院間の薬剤の使用状況が簡単にわかるため、薬剤の投与日数などにも大きな影響を与えています。また、薬剤の選択権は従来医師が握っていましたが、DPCに伴い病院経営の観点が強まり、客観的な判断を行う際には薬剤部の存在が大きくなりました。更に、この4月の診療報酬改定で導入された「病棟薬剤業務実施加算」は薬剤師の病棟への勤務を促しており、医療現場での薬剤選択や使用への薬剤師の存在感をさらに高めつつあります。一方、病院内で進むチーム医療では、「薬剤の専門家」としての薬剤師の役割が重要になってきています。

 そこで弊社では、病院薬剤部の現在の業務や置かれた環境に加え、薬剤部の組織やチーム医療の現況などを解説すると共に製薬企業の病院薬剤部への対応を考えるセミナーを開催いたします。上記開催趣旨を踏まえ、ぜひ当セミナーにお申し込みいただきますようお願い申し上げます。

講演資料

※掲載期間は終了しました。