セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

セミナー:ブロックバスター時代の終焉と世界の製薬企業の対応

ブロックバスター時代の終焉と世界の製薬企業の対応

価格圧力による価格低下や保険対象外の新薬増加で、求められる製品戦略の転換

最新の高価な抗がん剤やバイオ医薬品はメーカーの主力商品となるのか?

先進国は長期収載品市場が消え、大手も手がけるジェネリック市場は拡大するか?

ブロックバスターが消えた世界的大手は人員削減を含めてどのような対応をしているのか?

開催日時: 2014年11月12日(水)11:00 - 16:20 ※このセミナーは終了しました
開催場所:  (東京:荒川区)ホテルラングウッド
企画/主催:セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

講師とテーマ、スケジュール

11:00 - 12:30

第1講義「世界の医薬品市場の変化」

<欧米市場担当講師> セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部 エグゼクティブアナリスト 永江 研太郎

世界の医薬品メーカーランキング、大型医薬品売上高ランキング調査を月刊誌「ファルマ・フューチャー」にて毎年作成して発表。 (これらのランキングは厚労省の「医薬品産業ビジョン」にも毎回掲載。)海外の医薬品市場分析の専門家として、メーカー様においては海外市場の変化についての幹部研修会を多く実施。

12:30 - 13:20

昼食

13:20 - 14:20

第2講義「世界の医薬品メーカーの開発の方向性」

<ゲスト講師> ファーマセット・リサーチ株式会社 代表取締役 三島 茂

日本の大手製薬企業の営業、臨床開発、海外展開を担当後、外資系証券会社のアナリストを経て、ファンド運用に従事されました。 世界の製薬メーカーの開発の動向についてお話いただきます。

14:20 - 14:35

コーヒーブレイク

14:35 - 16:20

第3講義「製薬メーカーの対応」(質疑応答16:10-16:20)

<欧米市場担当講師> セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部 エグゼクティブアナリスト 永江 研太郎

※都合により、スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

米国大手の今年上半期と2012年上半期の医薬品売上の変化を見ると、ファイザー(262億ドル⇒222億ドル;▲40億ドル)、メルク(206億ドル⇒175億ドル;▲31億ドル)、 ブリストルMS(97億ドル⇒77億ドル;▲20億ドル)といずれも大幅に減少しており、リピトールやシングレアなどトップ医薬品のパテント切れをカバーできるだけの新製品が登場していません。 ではメーカーはどのように勝ち残り戦略を進めているのでしょうか。

米国ではPBMを含めた保険支払側の圧力が強まり、競合品があれば平均27%のリベートを支払わなければ保険から外されるものも出ており、 今年1月からグラクソ・スミスクラインのトップ製品「アドエア(日本名)」が最大手PBMから保険対象外とされ、上半期の米売上は24%減で5億ドル以上減少しました。 来年は米国で2番手のSGLT2阻害剤「フォシーガ」が2位PBMから除外されることになりました。 欧州を見ると、デンマークでは、ノボの超長期持効型インスリンの新製品「トレシーバ」は高価なので政府は「既存薬で十分」とし、保険では使えないので売上がありません。 ドイツでも、「フォシーガ」は日本の仕切価よりはるかに安いメーカー出荷価格となっており、フランスではまだSGLT2阻害剤が登場していません。

この状況下で、大手は製造施設や研究開発拠点の集約を進めて人員削減を行い、上場製薬大手として株価に直結する1株利益が減少しないように対応しています。 しかし、ブロックバスターがなくなっても、大型期待品はごく一部に限られる上、最近の非常に高価な抗がん剤は、英国など税による医療の国では通常の公的医療で使えないものが多くあります。

今回で13回目を迎える海外情報セミナーでは、売れる新製品が限られる中で、メーカーはどのように変化し、どのような対応を進めているか、 また、どのような製品が公的保険から外されるのか、価格圧力の実態等も取り上げながら今後の対応を考えます。 今年も是非ともご参加をご検討いただけますようお願い申し上げます。

実施要綱

  1. 日時:2014年11月12日(水)11:00 - 16:20
  2. 場所:ホテルラングウッド 東京都荒川区東日暮里5-50-5 TEL 03-3803-1234
  3. 対象:製薬企業・医薬品卸の経営幹部、海外・国際事業部、経営企画、営業企画、渉外、製品戦略、マーケティング、学術情報、営業推進、流通・EEEA研究開発企画、教育・人材開発、本社及び支店営業所のマネージャー他。
  4. お申込期限:11月10日(月)午前中※定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。
  5. お申込方法:下記のお申し込み方法からお選びください。
    1. フォームよりお申し込み
    2. E-Mail:JPUBSeminar(a)cegedim.com((a)を@に変更ください)よりお申し込み
    3. 申込み用紙に必要事項をご記入の上、FAXにてお申し込み
    尚、お電話でのお申し込みは受付できませんので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。 ※お申し込み受付後、[1] 申込受付確認のFAXまたはメールをお送りいたします。[2] 受講票と会場案内図を郵送いたします。 尚、受講料につきましては、請求書をお送りいたしますので、指定の口座へ請求日翌月末までにお振り込みください。 振込手数料につきましてはお客様にてご負担をお願いいたします。当日受付での現金の取り扱いは行っておりません。
  6. 受講料:1名様 35,640円(資料代、昼食・飲物代、消費税含む)
    ※受講申込みを取り消される場合はお申込期限までに下記セミナー事務局までご連絡下さいますようお願いいたします。 それ以降に取り消された場合は、キャンセル料1名様につき5,400円(消費税含む)を承ります。 尚、当日キャンセルの場合は受講料の返金は致しかねますのでご了承下さい。お申し込みされたご本人が出席できない場合は、代理の方の出席も可能です。
  7. お問い合わせ:セミナー事務局(担当:中村・篠田)
    〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-1-11 繊維会館3F
    TEL:03-3270-8741 FAX:03-3270-8700
  • 講義の録音・録画、会場での携帯電話のご使用はご遠慮ください。
  • ご質問・ご要望等がございましたら、お申込みの際にお書き添えください。
  • セミナー開催日の前日までに受講票等がお手元に届かない場合は、上記セミナー事務局までご連絡くださ・「・B

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※準備中

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