発 行:2005年11月上旬
体 裁:A4判・バインダー縦綴じ114頁
構 成:レポート本文編(84頁)及び参考資料(10頁)など
定 価:99,750円(税込み・送料弊社負担)
国家食品薬品監督管理局が公表した資料によると、2004年度の医薬工業販売額は前年度より17.4%増の3476億元(約4兆7000億円)であることが明らかになりました。これで26年間連続で2ケタの成長を続けており、中国医薬品市場の好調ぶりを改めて示しています。そして、今後もこのような状況が今後も続くと思われます。本レポートでは、(1)最近の中国医薬品市場の実態や動向、(2)中国国内上場製薬企業の決算状況、(3)欧米製薬企業の中国戦略及び日本企業の中国事業展開の現況、(4)上位医薬品卸企業の販売ランキング、(5)度重なる薬価引き下げの動向−−などを簡潔にまとめています。
<レポートの主なポイント>
- 2ケタの成長を続け、数年後には日本を超えるかもしれない中国医薬品市場
- 日本医薬品卸は、激変する中国医薬品流通に参入する価値があるのか
- 「中国にふさわしい経営理念」を掲げ、中国医薬品市場で勝ち抜く欧米製薬企業
- 試行錯誤しながらも事業が軌道に乗りつつある、中国進出している日本製薬企業
- 医薬品企業に大きな影響を与える度重なる薬価引き下げ
- 大都市部病院の医薬品使用上位20社のうち過半数を占める外資系企業
- 医療制度や人事制度の抜本的な改革を行わなければ改善されない医師の報酬
<レポートの主な内容>
【第1章】医薬品市場の動向 2004年の医薬工業販売はが2ケタ成長
ビタミン剤の輸出状況 上場医薬品関連医薬品製薬企業の経営状況 上場医薬品関連企業の概況(96社) 躍進する中国華源集団の素性概況
【第2章】医薬品流通市場の動向 日本の大手医薬品卸が中国参入を表明 アルフレッサの中国医薬品卸への参入概況 中国医薬品卸の販売ランキング メディシン・ショップの中国チェーン薬局への参入 中国チェーン薬局のランキング
【第3章】欧米製薬企業の中国戦略 巨大ジェネリック市場を狙うノバルティス 独メルクがのOTC市場から撤退した理由 アストラゼネカのOTC市場への新規参入 ファイザーのバイアグラの特許をめぐる紛争
【第4章】日本企業の中国事業展開 日本製薬企業が確実に前進している 日本製薬企業の現地法人の概況 (1)アステラス製薬、(2)エーザイ、(3)大塚製薬、(4)協和発酵工業、(5)キリンビール、(6)第一三共、(7)武田薬品工業、(8)田辺製薬、(9)ツムラ、(10)テルモ、(11)三菱ウェルファーマ、(12)明治製菓
【第5章】薬価政策の動向 22成分(288品目)の薬価引き下げ概況 歯止めがかからない医薬品価格の下落2004年の医薬品小売価格指数一覧(110品目) 医薬品共同入札制度の強化策 OTC等の薬価算定権限を中央から地方へ
【第6章】医薬品の使用状況 主要都市部病院の薬剤使用状況 急増する糖尿病患者と治療薬市場 医療保険に適用する医薬品リストを公表2004年版の医療保険医薬品リストを実施 「医療保険医薬品リスト」に関するQ&A
【第7章】医療に関する基礎知識 外来の薬剤費比率は日本のどのくらい?日本との比較 一人っ子政策の功罪 医師の数、及び医療技術者の学歴 なぜ医師の報酬が低いのか? 医師のアルバイトは認められるのか? 病院等級(一級、二級、三級)の区分 医療保険制度の概要 急速に進展する少子高齢化 非営利病院と営利病院の区別 医薬品卸の等級とは?
【第8章】参考資料 日本と中国の病院病床構成比較 中国政府系病院の経済収支状況(2003) 一部疾病の平均入院医療費 都市部と農村部の医療保健支出状況 中国地域別の平均寿命(歳) 22成分医薬品の最高小売価格の一覧表 2004年版の医療保険医薬品リスト一覧
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