セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部

中国医薬品市場レポート2013

中国医薬品市場レポート2013
  • 編著:セジデム・ストラテジックデータ株式会社 ユート・ブレーン事業部
  • 体裁:A4判・バインダー縦綴じ(100 頁)
  • 発売:2012 年11 月1日
  • 定価:95,000(税別・国内送料弊社負担)

概要

中国化学製薬工業協会がまとめた報告書によると、2011年度の医薬品産業の販売額は前年度に続き、2ケタの成長を成し遂げており、中国医薬品市場の好調ぶりを改めて示しています。
特に中国に進出している外資系製薬企業の市場シェアがますます拡大しており、この状況は今後も続くと思われています。そうした中で、日本企業は中国市場への攻勢を一層強めています。
現地での吸収合併や完全子会社化、事業の拡大などが盛んに行われています。まさに、中国市場は日本企業にとってなくてはならない存在と言えるでしょう。

本レポートは、1. 最近の中国医薬品市場の状況、2. 日本企業を含む外資系企業の新戦略、3. 医療用医薬品上位100品目の変化、 4. 薬価の引き下げ、5. 医薬品行政の動向ーーなどを簡潔にまとめています。

ポイント

  • 2015年までに医薬品産業を年20%成長に引き上げる
  • 平均年率5%で伸びていけば2030年の薬剤費は11兆円
  • がん患者の増加に伴い抗悪性腫瘍用薬の使用が増加
  • 2011年の化学医薬品の登録承認件数が3割近く減少
  • 中国市場への攻勢を強める日欧米企業の新たな動向
  • 外資系企業に対する薬価の優遇政策が崩壊し始める
  • 医薬品安全基準を国際水準へ向上させる新5年計画
  • 歯止めがかからない薬価引き下げは企業に大きな打撃

「中国医薬品市場レポート2013」の内容

第1章 医薬品市場の概況

  • 20%成長を目指す医薬品産業5カ年計画
  • 2030年までの医薬品市場の推計
  • 2011年の全国医薬品工業の経済指標
  • 消化器系用薬の公定価格と単独価格
  • 抗がん剤及び免疫製剤等の薬価引き下げ
  • 2011年度の医薬品登録承認状況
  • イノベーション力がある医薬品企業10社
  • 医薬品卸企業ランキング上位100社
  • 医薬品流通効率化の障害は売上回収
  • チェーン薬局企業の販売額上位100社

第2章 医療用医薬品の使用状況

  • 抗生物質の使用割合が20%を割り込む
  • 医療用医薬品上位100品目の変動
  • 拡大する抗悪性腫瘍薬の使用割合
  • 都市部病院の輸入医薬品の使用状況
  • 3大都市の医療用医薬品の上位15品目
  • 都市大病院に医薬品を提供する上位企業

第3章 外資系企業の新戦略

  • 第一三共(中国)投資有限公司の新戦略
  • 現地企業を子会社化したダイトの中国戦略
  • 拍車をかける日本企業の中国進出
  • 日本医薬品企業の中国進出リスト
  • 高評される日系企業の北京泰徳製薬
  • 日本製薬企業の輸入製品の承認状況
  • 欧米製薬企業の市場拡大深耕戦略
  • MSDは全土への販売チャンネルを拡大
  • ファイザーは後発品製造販売会社を設立
  • 外資系企業の薬価優遇政策の行方

第4章 医薬品行政の動向

  • 抗生物質への使用規制強化策
  • 医薬品安全基準を国際水準へ向上
  • 医薬品の副作用と有害事象が85万件超
  • 中小病院に薬価差益を廃止する改革案
  • 深刻な看護師不足への改善策を公表
  • 衛生部の推計でエイズ感染者数が78万人
  • 新国家食品薬品監督管理局長の略歴

第5章 医療事情と医療データ

  • 保健医療費の地域格差が5倍に上る
  • 病院クラス別に見た1回当たりの医療費
  • 将来の中国人口及び高齢化率の推移
  • 一人っ子政策で人口高齢化が加速
  • 食品薬品監督管理に関するデータ
  • 地域別に見た医療機関の病床利用率
  • 医師数が看護師数を上回る状況が続く
  • 地域別に見た医療関連データ
  • 上位10疾病の死亡率及び死因構成割合
  • 新型農村合作医療の1人当たり拠出金
  • GDPの地域格差が依然として深刻

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