開催日時: 2017年5月26日(金)11:00〜16:15 ※このセミナーは終了しました
開催場所: (東京:港区)ホテルメルパルク東京
企画/主催:アイ・エム・エス インフォメーション・ソリューションズ株式会社 ユート・ブレーン事業部
長年病院薬剤部の管理職をご経験され、現在は大学院での教育の傍ら、病院薬剤師、薬局薬剤師及び医薬品関係企業でのご講演等でご活躍されています。病院薬剤師、薬局薬剤師と多職種連携、ポリファーマシーについてご講演いただく予定です。
宝塚市内唯一の地域医療支援病院で地域医療連携・多職種連携を推進されています。高齢患者の多剤投与の適正化について具体的な取り組みや課題などお話いただく予定です。
尚寿会は埼玉県狭山市で900床近くのベッドを持つ地域最大規模の医療機関です。院内と院外の連携を行う地域医療情報管理室の役割と業務、課題を中心にお話いただく予定です。
医薬品マーケティング情報誌「ミクス」の編集委員として、地域包括ケアや地域医療構想が進む中でのMRの新しい役割について情報発信をされています。多職種連携とMRの役割を中心に解説・提言いただく予定です。
※都合により、スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
全国各地で地域包括ケアの取り組みが進められています。病院では在院日数の短縮が進められ、急性期施設から慢性期の施設へ患者は転院し、更に自宅や介護施設などで在宅医療を受けるようになりました。患者が施設を移動したり、在宅に移ってもスムーズに過ごすために医師や看護師などの医療職だけでなく、介護に携わるスタッフも含めた多職種連携の必要性や重要性が高まっています。一方、高齢患者・在宅医療が増えるにつれて、多剤投与の問題にも焦点が当たっています。高齢者になると複数の疾患を持つ患者が少なくありませんが、フリーアクセスの日本では医師どうしの連携がない中で多くの薬剤が投与され、副作用や薬剤の相互作用などにより、体調が悪化するケースも少なくありません。兵庫県宝塚では市立病院を中心に地域全体が連携し、ポリファーマシーの問題に正面から取り組み、成果を挙げています。一般に医師どうしはお互いの処方に係わらないとする風潮がありましたが、宝塚では薬剤師が間に入ることでポリファーマシーの問題に取り組み、コミュニケーションを的確に取ることでスムーズな減薬に繋げています。
当セミナーでは、多職種連携、ポリファーマシーの関心の高まりに合わせ、連携室を中心とした多職種連携の実際の取り組みや課題について埼玉県狭山市で病院や老人保険施設などを展開されている尚寿会地域医療連携室の入澤課長からお話いただくと共に、ポリファーマシーについては宝塚市立病院薬剤部で連携の要として活躍されている吉岡様より取り組みの実際や課題などについてお話いただく予定です。また、第1講義では、病院、薬局薬剤師それぞれの多職種連携の取り組みや、ポリファーマシーについて病院薬剤部で長く管理職をご経験された赤瀬先生からお話いただき、最後の第4講義では、医薬品マーケティング情報誌ミクスで地域包括ケアとMRや製薬企業の役割について編集記者として取り上げて来られた望月様にお話いただく予定です。上記開催趣旨を踏まえ、ぜひ当セミナーにお申し込みいただきますようお願い申し上げます。