開催日時: 2019年8月23日(金)13:00〜16:30
※このセミナーは終了しました
開催場所: 笹川記念会館(東京都港区)
主催: IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社
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金融・財政と社会保障分野を中心に研究され、「薬価の経済学」を執筆(共著)されました。現在の社会保障・医療政策と薬価制度のあり方について解説いただく予定です。
薬価制度について、中医協の論議も踏まえたわかりやすい解説や講演に定評があります。薬価制度を中心に、高額医薬品をめぐる諸問題について、解説、提言いただきます。
厚生労働省で経済課長、医政局長、事務次官を務められました。日本の医療保険制度のあり方を中心に、医薬品関連もあわせてお話いただく予定です。
※都合により、スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
医薬品市場全体の伸び率を押し上げたC型肝炎薬や、一般の週刊誌でも取り上げられたオプジーボなど、高額医薬品が医療費や医療保険に与える影響に対する懸念が、医療業界を超えて強まってきました。このような中で、キムリアは過去最高の3,349万円の薬価となり、今後も高額な薬剤の上市が控えていることから、改めて高額薬剤と医療保険の継続性に関心が集まっています。日本では団塊の世代が高齢者になり、医療費はさらに増え続ける見込みです。医療保険の財源には限りがあるため、OTC類似薬の保険給付の制限や自己負担の増加などが議論の俎上に上っています。
医薬品費用の伸びを抑えるための方策は、近年も次々に打たれてきました。2016年度の薬価制度改革では、特例拡大再算定が設けられ、年間販売額が極めて大きい医薬品が対象となりました。また、本年4月から本格施行された費用対効果評価は、保険収載の可否には使われませんが、薬剤の費用対効果を検証し薬価を調整します。薬剤費圧縮の有力な手立てとされたジェネリック推進策も、GE比率も70%を超え、政策としての限界が見えてきました。このような中で、医薬品によって保険適用比率を変える手段についての議論も、行政関係者だけでなく、医療関係者や学識経験者も含めて次第に増えてきました。
そこで弊社では、薬価制度や費用対効果評価などを高額医薬品に関連して取り上げ、医薬品の産業政策的な視点や、医療保険制度のあり方も含め、様々な角度で有識者の方から、提言、解説いただくセミナーを開催いたします。上記開催趣旨を踏まえ、ぜひ当セミナーにご参加いただきますようお願い申し上げます。